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どんぐり

¥1,650 税込

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科学者として活躍しながら、随筆家としても数々の名筆を残した寺田寅彦と中谷宇吉郎。 今回は寺田寅彦の「どんぐり」「コーヒー哲学序説」と中谷宇吉郎「『団栗』のことなど」の三編を一冊の書籍にしてお届けします。 寺田寅彦の代表作である随筆「どんぐり」は若くして亡くなった妻・夏子との想い出を綴り、今も人々の心を揺さぶる名筆です。そしてこの「どんぐり」を丁寧に考察し、寺田寅彦と妻・夏子を鮮明に描いた中谷宇吉郎の「『団栗』のことなど」を収録。文学的に仕上がった中谷宇吉郎の文章が随筆「どんぐり」の魅力を引き立てます。さらに寺田寅彦の随筆「コーヒー哲学序説」をくわえ、味わい深い随筆の世界へと読者を誘う一冊が仕上がりました。 ----- □「灯光舎 本のともしび」の発刊 人々の心に染み入る作品を取り上げ、小品仕立ての書籍にしてお届けする「灯光舎 本のともしび」。新しい作者や作品との出会い、そして読書そのものへの入り口にしてほしいという想いのもと、「小品」をコンセプトに素朴で味わいのある佇まいで、刊行いたします。 撰者には、書物エッセイストで京都銀閣寺に店を構える古書善行堂店主・山本善行氏を迎え、シリーズとしての発刊を目指します。 ※旧字体や旧仮名遣いは底本の通りにいたしました。難読と思える漢字にはふりがなを付し、なるべく読みやすいよう編纂をさせていただきました。 ----- □著者/撰者紹介 ・寺田 寅彦(てらだ とらひこ)[1878–1935] 東京に生まれ、高知県にて育つ。 東京帝国大学物理学科卒業。同大学教授を務め、理化学研究所の研究員としても活躍する。 「どんぐり」に登場する夏子と1897年に結婚。 物理学の研究者でありながら、随筆や俳句に秀でた文学者でもあり、「枯菊の影」「ラジオ雑感」など多くの名筆を残している。 ・中谷 宇吉郎(なかや うきちろう)[1900–1962] 石川県生まれ。 東京大学理学部を卒業し、理化学研究所で寺田寅彦の助手として勤務。 後に北海道大学教授を務め、雪と氷の研究で新境地を開く。 物理学者でありながら随筆家としても活躍。師と仰いだ寺田寅彦の想い出を綴った「寺田先生の追憶」をはじめ「日本人のこころ」「私の生まれた家」など作品は多数。 ・山本 善行(やまもと よしゆき)[撰者]  大阪府生まれ。関西大学文学部卒。書物エッセイスト。 2009年、京都銀閣寺近くに「古書善行堂」オープン。 著書に『関西赤貧古本道』(新潮社)、『古本のことしか頭になかった』(大散歩通信社)、『定本古本泣き笑い日記』(みずのわ出版)、編者として上林曉の『星を撒いた街』『故郷の本箱』『埴原一亟古本小説集』(以上、夏葉社)、黒島伝治『瀬戸内海のスケッチ』(サウダージ・ブックス)など。 ----- □書籍たたずまい(書籍仕様) 今回は天地(本の上下)と小口(本の前方)の三方に染付を施し、表紙や扉部分に使用する紙の風合いにもこだわりました(画像を参照)。タイトルは箔押しをしております。 三方の染付は初版のみです!! お早めに! 装丁を担当していただいたのは、京都で活躍中の装丁家・野田和浩さんです。 ----- ・本文紙:オペラクリームウルトラ   ・表紙・見返し:ビオトープGA-FS アプリコット ・大扉:NTラシャ(山吹) ・帯:GL(DX)トレーシング ・製本:突き付け表紙・三方染付・箔押し(つや消し銀)