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内田百閒[著]/山本善行[撰]シュークリーム

2,200円

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書物の愛好家はもとより、作者や作品ないしは読書そのものへの入り口にしてほしいという想いのもと、「小品」をコンセプトに刊行してきた「灯光舎 本のともしび」第1期最終巻。 第1期の最後を飾るのはいまも根強いファンが多い文豪・内田百閒。敬愛してやまなかった師・夏目漱石にお金を借りに行く百閒らしい諧謔のきいた随筆から祖母のおもかげを語る小品「シュークリーム」など7作品を収録。 どことなく哀しさを帯びるユーモアや、収録作「昇天」に蔓延する不気味な世界観など百閒文学の旨みを凝縮した1冊。本や文学に親しむきっかけを与えてくれる小品集です。 百閒の随筆は、「私たちの暮らし」と「本」をつないでくれる架け橋のような存在だと感じます。百閒の随筆から本のある生活を始めてみませんか。 □目次 ・漱石先生臨終記  ・長春香      ・昇天 ・掻痒記 ・乱れ輪舌FOT ・寺田寅彦博士 ・シュークリーム □仕様 判型:B6変形(123mm×183mm) 上製 版面サイズ:180mm×122mm 160頁 特殊加工:タイトル箔押 見返しの「本のともしび」仕様は初版のみです!! ※事前にお知らせしていた三方染めは、染付の色を表紙の色味に近づけられなかったこと、どうしてもムラが出てしまうことがわかり、断念せざるを得ない状況になりました。 楽しみにしていただいていた方々に深くお詫びを申し上げます。 ----- □著者・撰者紹介 内田百閒(うちだ・ひゃっけん)1889―1970 岡山県生まれ。本名・栄造。15歳のときに親友・堀野寛と出会い、堀野を通じて読書の趣味に目覚める。翌年、夏目漱石の『吾輩は猫である』上篇を読み、漱石に傾倒。19歳のころには俳句熱が高まって、俳諧一夜会や苦渋会という句会を結成。岡山近郊の百間川から俳号を「百間」とした。1910年、東京帝国大学文科大学へ入学。翌年2月に、静養中だった漱石を訪ねる。漱石の面会日「漱石山房」に出席するようになり、小宮豊隆、津田青楓、森田草平、芥川龍之介、久米正雄などと知り合う。以後、陸軍士官学校や法政大学で教鞭をとる。 1920年には、作曲家・筝曲家の宮城道雄に知遇を得て親交が続く。同年、幼少期より寵愛を受けてきた祖母の竹が死去。1922年、はじめての著作集『冥途』を稲門堂書店より刊行。翌年、関東大震災に遭い、『冥途』の印刷紙型を焼失してしまう。1933年に三笠書房から『百鬼園随筆』を刊行してから、『冥途』の再劂版や第二創作集『旅順入城式』(岩波書店)、『百鬼園俳句帖』(三笠書房)などを刊行。その他、『贋作吾輩は猫である』(新潮社)、『ノラや』(文藝春秋社)など多数の書籍、作品を発表する。 1965年には、これまでの功績を評価され芸術会員に推薦されながらも「いやだから、いやだ」とそれを辞退。それからも『麗らかや』『残夢三昧』(いずれも三笠書房)などを著す。多くの名筆を世に刻み、1971年4月20日に逝去。 ・山本 善行 (やまもと よしゆき) (撰者) 大阪府生まれ。関西大学文学部卒。書物エッセイスト。 2009年、京都銀閣寺近くに「古書善行堂」オープン。 著書に『関西赤貧古本道』(新潮社)、『古本のことしか頭になかった』(大散歩通信社)、『定本古本泣き笑い日記』(みずのわ出版)、編者として上林曉の『星を撒いた街』、『故郷の本箱』、『埴原一亟古本小説集』(以上、夏葉社)、黒島伝治『瀬戸内海のスケッチ』(サウダージ・ブックス)など。 ----- □シリーズ「灯光舎 本のともしび」について 古書善行堂店主・山本善行さんとともに刊行してきましたシリーズ「灯光舎 本のともしび」の第1期が内田百閒『シュークリーム』をもって、とりあえず完結しました。 全5巻、あっという間という感じもいたしますが、これもみなさまのご支援のおかげです。 どうもありがとうございました!

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